【2020年最新】老後資金を30代から考えておくべき理由

定年してから40年の道のり

人生100年時代といわれる現在では、60才を定年と考えた場合100才まで40年を生きて行かなければならない計算になります。

定年後20年で必要な金額は2019年の金融庁の発表では2000万円が必要となります。万が一コツコツと2000万円を貯蓄出来たとしても、定年後20年というと80才です。仮に100才まで生きれたとしたら、残り20年はどうなるのでしょうか?

今の60代の貯金の平均額は?

今の60代の貯蓄の平均額は「家計の金融行動に関する世論調査」によると1849万円でした。ちなみに中央値は1000万円です。超富裕層が平均額を押し上げていることを考えると、一般のサラリーマン家庭の貯蓄は平均を下回る可能性が高いです。

また今の60代はバブルの経験もあり、そこで貯蓄や資産を増やしていた可能性もありますので、現在の30代の皆さんは状況も変わると思います。

知るぽると 金融広報中央委員会(家計の金融行動に関する世論調査)

https://www.shiruporuto.jp/public/data/movie/yoron/

老後資金2000万円問題

ここまで読んで頂いた皆さんはお分かりだと思います。超大手の会社のサラリーマンや現在老後の資金を心配する事のないくらい資産を築いている人を除いて、中小企業のサラリーマンで老後資金は2000万円貯金するのは相当大変な事であり、万が一貯金できたとしても80才以降も余裕のある生活を送るにはさらにお金が必要になってくるという事。

子どもがいなくて夫婦2人で共働きの場合は余裕を持って資金を貯められると思います。しかし、子どもがいて旦那さんが働いて奥さんが専業主婦やパートの場合は、日々の生活費と子どもの教育費などの支出の後に老後資金の捻出を行わないといけません。

ちなみに子ども2人の夫婦で旦那さんがサラリーマンで年収500万(税引き後の手取り年収350万円)、奥さんがパート(100万円の収入)、夫婦で合計手取り450万円(月平均37.5万円の収入)の家庭が、30才から子育てと老後資金を貯蓄し始めて毎月5.5万円が必要となります。その他にも子どもの教育資金を20才までに1000万と考えると2人で2000万円。50才までの20年間は毎月8.3万円の教育資金の貯蓄。合計毎月13.8万円の貯蓄を月平均37.5万円の給与所得から行うことになります。残りの23.7万円から、月々の家賃や車のローン、保険や食費、光熱費など全てを賄わないといけません。

大変だけど、これなら出来ると思われた方は多いのではないでしょうか?

しかし、前述したとおり2000万円という数字は80才までの金額であり、仮に100才まで生きる事となった場合はその倍の4000万円が必要となります。1ヶ月の貯蓄に回す金額は老後資金11万円、教育費8.3万円の合計19.3万円という数字になります。月々18.2万円で生活をやりくりして行かなければなりません。家計簿を照らし合わせてオーバーしている家庭も多いのではないでしょうか?

2000万円問題の本質

またここまで貯蓄の話をしてきましたが、順調に貯蓄が出来たとして、その他のリスクを考えてみます。

今の日本は先進国でありながら途上国にGDPを追い越され、経済面ではずっと成長が止まったままです。これは多くの企業が儲かっていないということです。現在バリバリのサラリーマンでも今後は会社の倒産やリストラのリスクがますます大きくなると予想されます。

また現在日本はデフレ経済ですが、今後インフレ(特にハイパーインフレ)に直面すると貨幣価値が下がり、現在の貯蓄では追いつかなくなる事もあり得ないことではありません。

40代、50代でこういったリスクに直面するかも知れないという事を視野に入れ、今後の資産形成を考えて行かないといけないのです。そうなるとただ単に2000万円を貯蓄すれば良いという話ではなくなります。

30代からやるべき事

資産形成を考えるにあたって、貯金だけではリスク回避を行うことはできません。前述した通り、貨幣価値はいつまでの同じとは限りませんし、健康な体で定年まで働けるとも限りません。

30代では負債をコントロールし資産を増やすための仕組みを学んでいくことが重要になります。

負債のコントロール

ここでいう負債とはコストがかかる全ての対象物のことを指します。家賃やマイホームやマイカー、生活費や交際費などお金を生み出さないもののことです。

マイホームが資産と思う方もいるといると思いますが、一括で買うにしろローンを組むにしろ支出が必要なものは全て負債とみなします。

まずはこれらの負債をコントロールすることが重要です。ローンや保険料、携帯代などの固定費と食費や交際費などの変動費をどの程度までで抑えるかを今一度見直して行きましょう!

資産を増やす

負債のコントロールと同時進行で資産を増やす仕組みを作って行かなければなりません。ここでいう資産とはお金を生み出すものの事です。株式のインカムゲイン(配当利益)や不動産収入、現在ではアフィリエイトやブログ・SNSからの定期的に入る広告収入なども資産と呼べると思います。

会社員として働いていると、給与所得に頼りがちですが、そのままでは大きなリスクを抱えながら定年までの道のりを歩んでいく事となります。

終身雇用制度の崩壊した今の日本では会社員は決して安定した職業ではありません。むしろ最も不安定な職業と言えます。

このブログで私と一緒に学んでより豊かな人生を過ごしませんか?

年金ゼロ円でも生きていけますか?

自己紹介

初めましてじんです。日々仕事に振り回されて子育てと家のローンに追われる毎日を送っている3児のパパです。

ここ10年の私の収入は増えず、このままでは子育ては愚か、定年後の貯蓄もままならないと感じ、どうにか収入を増やす方法はないかと日々模索しています。

そこで日々の「学び」で得たことのアウトプットをブログで行おうと立ち上げました。ブログを書くのは初めてで、全く未知の世界ですが、少しづつ改善し読みやすくて学びのあるものにして行きたいと思います。

老後資金2000万円問題

2019年に金融庁が発表した老後の資金が2000万円不足するという発表があり、多くの人が老後の資産形成について考えを改め始めたのではないでしょうか?

ライフスタイルによっては2000万円では足りないという人もいるはずです。ではこの老後資金2000万円が何らかの要因によってもっと必要になったとしたらどうでしょうか?

例えば年金の仕組みが破綻して給付が無くなったり、退職金が予定していた金額入らなかったり、40代、50代の大事な局面で会社が倒産もしくはリストラにあったとしたら、人生は大きく狂ってしまいます。

老後資金が今は2000万円の不足ですが、年金ゼロ・退職金ゼロでも生きていける資産形成を考えて行くことがリスクヘッジに繋がります。

ではどうしたら良いか?

収入を増やす方法は、、、

1、副業をする

2、投資をする

3、起業する

の3つがあります。

1の「副業する」は政府も推進していますし、現在の仕事を続けながら収入を拡大して行くことが出来ます。やり方も今はパソコンやスマホがあればできる時代ですので、初期投資もほどんどかけずにスタートすることが出来ます。

2の「投資をする」はリスクを取れば大きなリターンも見込まれますが、相当な勉強をしない限り、低リスクで増やして行くには年3%〜5%の利益が相場と言われています。それでも金利0.002%で貯金をしておくより利率は1000倍は良いです。

3の「起業する」では副業と同じく、パソコンやスマホ1台あればできる時代です。初期投資や利益率の高いビジネスを狙えば多くの人にチャンスがあります。

また、収入を増やす以外にも節税をすることで、残るお金を増やすことも出来ます。現在、会社員の方は1の副業や2の起業をすると確定申告で経費計上が出来ることも大きなメリットです。

今からやるべきこと

ちなみに老後資金2000万円問題は定年後20年間にかかる不足分としての金額ですので、それ以上長生きをした場合はもっと必要になります。

現在サラリーマンで、十分な貯蓄が出来る見通しがない人や、今後の人生に備えてより多くの資産を持っておきたい人が、今からやるべき事。

それは「学び」しかありません。アンテナを張ってインプットした情報をアウトプットする。その中で行動出来そうなものはすぐに行う。その繰り返しで人生の改善が図れると思います。

このブログでは、ビジネスや今後の日常生活をより豊かにするための情報を発信していきます。私とともに学んでより良い環境を作って行きましょう!